再生可能エネルギーの最大限導入という国の方針のもと、我が国の風力発電は2030年に1,000万kWまで拡大される見通しであります。
これは現在の全国における風力発電設備の3倍以上です。
(2016年3月末累積導入量:311.6万kW)*
一方、北海道北部地域は国内でもとりわけ風況がよく風力発電の適地であるにもかかわらず電気を運ぶための送電網が弱く、風資源を有効活用できていないのが現状です。
2013年に経済産業省資源エネルギー庁では、このような課題をもった北海道の北部地域を「特定風力集中整備地区」と指定し、送電網を整備する実証事業の担い手である事業者(補助事業者)を公募致しました。
北海道北部風力送電株式会社は、本事業における補助事業者として採択されたことを受けて、北海道北部地域における風力発電導入拡大を目指し、地域内送電網の整備・運営を行っていきます。
* 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)調べ